藤井システムの対策を3つのポイントに分けて紹介していく

   

藤井システム 対策 By: Blake Patterson

トーマス(@toumasux)です。最近、久保利明振り飛車党首の影響なのか、24でもウォーズでも『藤井システム』を指している人が多い印象を受けます。

ただ藤井システムって、「銀を43or32に置くか」とか「端歩を突き越すかどうか」などの細かい変化がありすぎて、居飛車党にとっては意外にも対策しずらい相手だと言えます。

そこで今回は、「これだけ抑えておけば藤井システムはOKよ」と言えるポイントを3つ紹介していきます。

藤井システム対策の決定版ではありませんが、あとは実力勝負に持っていけることは間違いないです。

ぜひ、参考にして下さい。

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1、▲36歩と突いて居玉を牽制する

藤井システム対策の第1歩となるのが、本格的に居飛穴に組む前に▲36歩として△62玉を強要することです。(1図)

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基本的に藤井システムVS居飛穴は玉頭戦になることが多いので、少しでも後手玉を戦場に近づけたい所です。

そうすれば、後手が△85桂とか△65歩とか攻めた時の反動が強くなりますし、飛車も△62飛と回りにくくなります。

補足:▲36歩としても居玉のままの場合は?

▲36歩としても、後手は△95歩と居玉のまま突っ張ってくる可能性があります。しかし、その時は居飛穴を目指さずに、▲35歩から急戦を目指すのが良いです。

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変化1図以下の指し手

▲35歩△同歩▲46銀△36歩▲26飛△62玉▲35銀△45歩▲33角成△同銀▲82角(変化2図)

単純な攻めですが、やはり最後の▲82角が痛い手です。もし、後手が1図で△62玉としておけば△71玉の余裕があるので互角の戦いができますが、居玉のまま急戦をされると、さすがに後手も分が悪くなります。

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2、▲98香の前に▲67金&▲78金を指しておく

上記の変化から分かるように、後手は▲36歩には△62玉(第2図)と指す必要があるわけですが、2図からは、先手はさらに細心の注意を払って駒組みを進めます。

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2図からの指し手

▲77角△74歩▲66歩△73桂▲88玉△45歩▲67金△95歩▲78金(3図)

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このように先手は離れ駒を作らないように穴熊に組んでいき、いつでも強い戦いができるようにします。

補足2:3図に△65歩とか△85桂とかの対策

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3図では△65歩が怖い所ですが、以下▲65同歩△同桂▲33角成△同銀▲66銀△31角▲27飛△66角成▲同金△57桂成▲82角(変化A図)で先手優勢です。

後手は桂を成ることができましたが、駒損ですし、これと言った攻めの継続手がありません。

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また、3図では△85桂も考えられますが、これも無理筋です。

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3図以下、△85桂▲59角△65歩▲37角△66歩▲同銀△65歩▲77銀△同桂成▲同金寄(変化B図)で、銀桂交換になりましたが先手の角が絶好の場所にいますし、後手の攻めがこれ以上続きません。

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3、▲86歩~▲98香と穴熊に組む

3図で△65歩や△85桂と攻めるのは無理筋。なので、後手は3図から△63銀(4図)と上部を厚くする手を指してきます。(変な手ですが、藤井システムでは普通に出てきます。)

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4図では普通に▲98香から穴熊に組むのも一局ですが、防戦一方になることが多く、アマチュア同士では先手が勝ちにくいかなと思います。

なので、4図では▲86歩としてから穴熊に組む手順を強くオススメします。この▲86歩は△85桂と跳ねさせないのが狙いです。

4図以下の指し手

▲86歩△84歩▲98香△85歩▲99玉△86歩▲88銀(5図)

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この▲86歩の狙いは「何が何でも穴熊に組む」というもの。藤井システム自体が、穴熊に組ませないのを目標にした戦法なので、一見変に見える▲86歩は実は理にかなった手でもあるのです。

それに先手は5図から▲86角~▲87歩と言う手が間に合えば、ガッチガチの穴熊を完成することができます。

まとめ

藤井システムの対策の要点をおさらい。

  • ▲36歩と突いて
  • ▲67金~▲78金で一応囲いを完成させて
  • ▲86歩から無理やり穴熊完成

この作戦はプロの公式戦でも登場していて優秀性が認められているので、安心して使うことができます。

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