将棋初心者におすすめしたい戦法の定跡

   

将棋 初心者 戦法

photo credit: Brian Auer via photopin cc

将棋を本格的に始めたのは良いけど、どの戦法を使って行けば良いのか分からない、という初心者も多いはずです。

そこで今回は、ネット対局でも勝ちやすい初心者向けの戦法の定跡を紹介していきます。この戦法をマスターして、将棋をどんどん上達していって下さい。

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初心者は使う戦法を1つに絞る

将棋がかなり奥が深いゲームなので、初心者の内は使う戦法を1つ、多くても2,3つに絞った方が良いでしょう。なぜなら、使う戦法を1つに絞ることで、その戦法を使う時は、こんな風に戦えば良いと理解するスピードが早くなるので、上達も自然と早くなるからです。

あと、守備的な戦法よりも、ガシガシと攻撃をする戦法の方が良いです。将棋で勝つためには必ず攻めないといけないので、攻め重視の戦法を使い、攻めの技術を磨いていくと面白いですし、上達します。

初心者におすすめの戦法

初心者におすすめの戦法は、「右四間飛車」という戦法です。下の図の様に、4筋から飛車と銀と桂、そして角を使って攻めまくる戦法です。

ボクも初心者の頃は、この戦法に何回負けたか分かりません。

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右四間飛車の定跡を紹介

右四間飛車By: Jukka Zitting

ここからは、本格的に右四間飛車の定跡を紹介していきましょう。「定跡を覚える」というと難しく聞こえますが、右四間飛車の定跡は簡単なので、すぐに覚えれます。覚えた後は、すぐにネットで実戦しましょう。

また、ここからの文章は、「棋譜」が読めないと意味が分からないと思うので、「棋譜って何や?」と言う人は、「初心者でも分かる将棋の棋譜の読み方」の記事を参考にして下さい。

では、早速説明していきましょう。

相手が「振り飛車」で対抗した時の定跡

相手が振り飛車で来た時には、1図のように組みましょう。

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1図まで組む前に、抑えておきたいポイントが3つあります。

  • 1筋、2筋、4筋の歩を突いておく
  • 銀は56へ、飛車は48へ移動させる
  • 相手が玉側の端歩を突いてきたら、突き返す

右四間飛車は、4筋から攻める戦法なので、自分の攻める役割の駒は、なるべく4筋の攻めに参加できるような配置をしていく必要があります。なので、飛車は4筋に移動させますし、右側の銀も56の地点まで移動させて攻撃に参加させています。

 また、相手が玉側の端歩(9筋の歩)を突いてきたら、必ずこちらも突き返すようにしましょう。

実際に攻めてみよう

1図みたいな局面になったら、実際に攻めてみましょう。

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1図からの指し手

▲17桂△54歩▲25桂△24角(2図)

先手は、攻撃力をさらにUPさせるために「桂馬」も活用するようにします。

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2図からの指し手

▲45歩△同歩▲22角成△同飛▲88角(3図)

角交換をした後に、▲88角と自陣に角を打つのが好手です。将棋では、このように角と桂馬を使った攻めは強力で、強い人ほど角と桂馬の使い方が上手い傾向にあります。

また、将棋は相手の飛車をいじめつつ攻めると、勝ちやすいです。

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3図からの指し手

△12飛▲45銀△64歩▲44歩△32銀▲34銀(4図)

先手の銀や角などの攻め駒が大活躍していきますね。先手の駒だけ前へ前へ進んでいて、後手は防戦一方となっています。

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4図からは、後手は△42歩と守りを固めてきますが、すかさず▲43歩成△同歩▲33桂成と攻めていけば、優勢になります。

相手が「矢倉」で戦う場合

相手が振り飛車だろうが、矢倉だろうが、右四間飛車の駒組みは似たようなものです。

少し違うポイントは、3筋の歩を突いている、桂馬を37に移動させている、玉の囲いが違う、という所です。対振り飛車の時と、あまり形は変わっていません。

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5図からの指し手

▲45歩△86歩▲同歩△同飛▲87歩△82飛▲35歩△同歩▲25桂(6図)

▲45歩に△同歩は、▲45同桂で両取りになるので、後手は歩を取りません。先手の方も、自分から▲44歩と歩を取りに行く前に、桂馬も攻めに参加させて、攻撃の準備をします。

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6図からの指し手

△42銀左▲44歩△同銀▲33歩△同桂▲44飛△同金▲同角(7図)

▲33歩△同桂に▲44飛と飛車を捨てるのが好手です。初心者の内は、飛車の方が大事な駒だと思ってしまいますが、状況によっては、角の方が飛車よりも強い駒になることだってあるのです。今回の局面が、その好例ですね。

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7図では、次に▲71角成から相手の飛車をいじめていけば、優勢になります。相手には飛車を渡してしまいましたが、先手の玉の囲いは堅いので、心配いりません。

 

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>>将棋初心者は読んでおきたいおすすめの本10選

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