あなたは、「独学で簿記1級に受かりたいけど、どのテキストや参考書を使えば良いのか分からない」と、悩んでいませんか?
そこで今回は、ボクが日商簿記1級を独学で合格する際に、本当に役に立ったテキスト&参考書を7冊紹介していきます。
ぜひ、参考にしてください。
スッキリわかる日商簿記1級
簿記1級のメインの教材としてオススメなのが、TAC出版の「スッキリわかる日商簿記1級」です。
テキストと問題集がセットになっているので、勉強がしやすいのが良いです。
テキストは他にも大原やネットスクールが出版していますが、TACのスッキリわかるの方がキャラクターの挿絵を載せていたり、簿記1級の難しい分野ほど丁寧に解説してくれているので、初学者に優しい印象があります。
ボク自身も、この「スッキリわかる」テキストと過去問を3周ほど繰り返し復習をすることで、簿記1級に合格できました。
また、会計のルールが変わったりすることで試験範囲が変わることがあるので、最新版のテキストを使うことをオススメします。
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[amazonjs asin=”4813255779″ locale=”JP” title=”スッキリわかる日商簿記1級 工業簿記・原価計算 (1) 費目別・個別原価計算編 第3版 テキスト&問題集 (スッキリわかるシリーズ)”]
合格するための過去問題集 日商簿記1級
簿記1級の問題の難易度的には、「テキスト<問題集<過去問<本番の試験」と言う順番になっているので、過去問を何回も解いて実戦力を付けるのが合格の近道になります。
過去問もTACや大原で出版されていて、ボクはTAC出版の「合格するための過去問題集」を使いましたが、基本的にはどの出版社の過去問でも問題ないです。
ただ、使用するテキストと問題集の出版社と合わせたほうが、解説の雰囲気や要点が分かりやすいので、TACのテキストを使っているのであればTACの過去問を使った方が良いです。
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TAC直前予想 日商簿記1級
TACや大原、ネットスクール等の出版社から毎回出される予想問題集。
本番の試験と同様の問題用紙や解答用紙が全4回分入っていて、4回分を解けば全分野を一通り復習ができるように工夫されて問題が作られているので、直前の確認としても使えます。
また、過去の出題傾向や次回の簿記1級の出題予想もされているので、早めに買って参考にすると対策が立てやすくなります。
よく「予想問題と本番の試験は違う」と言われていますが、ボクも実際に解いたところ、予想問題の方が質・量が上だと感じました。
しかし、実際には予想問題で合格圏内に入っておかないと本番でも合格率は低いので、予想問題で自分の弱点を見つけて、本番までに潰しておく必要はあります。
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決定版 ほんとうにわかる管理会計&戦略会計
簿記1級の「原価計算」の分野の参考書として使える会計書。
600ページとボリュームがありますが、平素な言葉を使って読みやすいですし、グラフ・図も多く使っているので理解しやすいです。
原価計算の勉強をしていると、「予定配布率」や「管理会計」「全部原価計算」とか専門用語が多く出てきますが、テキストだけでは、「なぜ、この会計処理・方法が重要なのか?」が見えてきません。
しかし、本書を読むことで「この会計処理は、実務でこんな風に役に立っている」と言うのが分かるので、簿記の勉強自体が面白くなりますし、今後の勉強の効率がアップします。
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経理以外の人のための 日本一やさしくて使える会計の本
ボクみたいに「会計事務所で働いたことないけど、簿記の勉強してます」と言う人にオススメの本。
この本を読むことで、「損益計算書で、営業損益や経常損益に分かれている理由」などの会計・簿記の仕組みや本質を学ぶことができます。
本書は簿記について勉強したことがない人向けに書かれているので、簿記1級の受験生のとってはかなり取っ付きやすい内容になっています。
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稲盛和夫の実学
京セラ創業者の稲盛和夫が書いた会計書。
基本的には、この本を読まなくても簿記1級に受かるのですが、一流経営者の「会社を大きくするために、会計をこのように利用しました」と言う話が書かれているので、読んでいて損はないですね。
個人的には、減価償却費を例にして、現在の会計の疑問点・改善点を指摘していたのが印象に残りました。
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