あなたは、物理を独学でやっていく前に、「本当に成績が上がるのだろうか?」と不安を抱えているのではないでしょうか?
確かに、物理を独学でやっていくのは難しいですが、不可能ではありません。
正しい勉強法でやっていけば、必ず成績は上がります。
ボク自身も、物理はほぼ独学のようなものでしたが、1年の宅浪で偏差値50から70まで上げることができました。
今回は、その時に実践したとっておきの勉強法を紹介していくので、ぜひ、参考にして下さい。
なぜ物理を独学ですると失敗してしまうのか
物理は、大学受験の科目の中で最も独学をするのが難しい教科だ、と言われています。
なぜなら、物理は、問題の解法パターンを覚えたり、公式を覚えるだけでは高得点が取れない科目だからです。
なので、物理で高得点を取るためには、物理に対しての深い理解が必要になってきます。
しかし、物理の独学をする人で、「どのように勉強していけば、理解できるか?」を知らない場合が多い。
だから、大半の独学者は、成績が上がらないのです。
独学で物理を理解するためには
上記の説明から分かるように、物理を独学で成功させるためには、「物理を理解する方法を知ること」です。
では、物理を理解するには、どのようにすれば良いのか?それは、以下の3つの方法をすれば良いのです。
- 物理の本質の部分から解説している参考書を使う
- 問題の解き方を工夫する
- ネットで調べてみる
ありきたりな方法かもしれませんが、これらの3つを確実に行うことで、大きな成功を収めることができます。
以下は、詳しく説明していきましょう。
物理の本質の部分から解説している参考書を使う
独学で使う参考書は、物理の本質の部分から入試に使えるレベルの知識まで、幅広く解説している参考書を使いましょう。
物理は、ボクたちの周りに存在している自然(重力や熱、光など)を基礎として成り立っている学問であるので、ただ、教科書に書かれている内容だけを理解するのではなく、科学者たちにとって超常識レベルの知識から勉強していく必要があります。
そのためにも、分かりやすくて内容の濃い参考書を、独学のベースとして使っていきましょう。
具体的に挙げると、「橋本の物理をはじめからていねいに」が、物理の本質を深くえぐっている内容で、理解を深めてくれます。
問題の解き方を工夫する
物理では、ただ問題を解いて、答え合わせをし、間違った所は復習をするだけでは不十分です。
さらに、ワンランク上の勉強法をしていく必要があります。
物理の勉強法は、物理勉強法|私が半年で偏差値を70まで上げた5つの方法の記事で詳しく解説しているので、自分の勉強法に不安のある人は、チェックしておきましょう。
ネットで調べてみる
ネットには、物理を詳しく分かりやすく解説しているサイトが多数あり、独学者にとっては大きな味方となってくれます。
実際に、ボクは、参考書や教科書を何回も読んでも理解できない部分に関しては、EMANの物理学というサイトを参考にして、理解していました。
内容としては、高校~大学レベルと少々レベルの高い内容を扱っていますが、解説が分かりやすく、文章も上手いので、グイグイと物理の世界に引き込まれます。
模試や過去問で理解度を確認しよう
独学をしていると、つい自分の都合の良いように、現在の自分の学力の状況を分析してしまうがちになります。
それを避けるためにも、模試を定期的に受けたり、きちんと時間を測って過去問を解いたりしましょう。
模試の点数が、そのまま今のあなたの物理の理解度でもあるので、客観的に物理で理解している部分としていない部分を把握することができます。