英語の文法は、センター試験では200点中40点出るし、2次試験でも文法が理解していないと解けない問題が多く出題されます。
それほど、文法は英語で重要な要素を占めているわけです。
しかし、大学受験において、英文法は覚えるべき内容が多く、多くの受験生が苦戦を強いられています。
あなたも、同じ悩みを抱えていることでしょう。
そこで今回は、ボクが英文法の勉強の時に心がけた4つのことを紹介していきます。
これをやるだけで、センターの文法問題は40点中、最低でも30点は安定して取れるようになったので、ぜひ、参考にして下さい。
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英文法は暗記ではなく、理解しよう
英語で高得点を出すためには、英単語も覚えていかなくてはいけないので、文法も覚えるとなると、覚える量が多くなり、高得点を出すハードルが大きくなります。
なので、英文法はただ暗記するよりも、「この文法には、こういう意味があって、こういう規則のもと、成り立っているんだな」と言う感じで理解をして覚えることで、暗記の負担をグッと減らす事が重要です。
例えば、英語には「現在完了形」と「過去形」というものがあります。
具体例としては、以下の2つの例文を挙げます。
Summer came (過去形)
Summer has came (現在完了形)
この2文は、どちらとも「夏が来た」と訳しますが、過去形の方は、「夏が来たけど、今は夏は終わったよ」という意味合いを持ち、現在過去形の方は、「夏が来て、今も夏だよ」という意味合いがあるのです。
だから、「現在完了形」って名前に、「現在」という言葉が入っているのです。
このように考えることで、英語の文法はもっと面白くなります。
具体的にどのようにして文法を理解していくのか
とは言っても、地力で英語の文法を理解するのは、難しいと思います。
なので、「大矢英作文の講義の実況中継」という参考書で理解していきましょう。
大矢復 英作文講義の実況中継 (実況中継シリーズ) |
英作文の参考書ですが、文法の成り立ちや意味合いなどが、かなり詳しく書かれています。
2次に英作文がある人は、本書を使うのはMASTだと言えます。
英文法の勉強は2カ月以内で終わらせる
英語の文法は、重要な要素には変わりないのですが、やはり最重要は、長文読解です。
なので、なるべく英文法に時間をかけずに、効率よく点を稼いでいきたいのです。
そのためにも、「次のセンター模試の第2問で30点以上は取る」などの目標を決めて、短期集中で英文法を覚えていく必要があります。
英文法は、1つ1つの項目が、数学の様に繋がっていることがあるので、一気に理解した方が、より理解しやすくなります。
文法を理解した後は問題集で得点力UP
英文法を理解した後は、センター形式の問題集を使って、理解した事をテストで使えるようになる訓練をしましょう。
おそらく、高校から分厚い文法の問題集が配られたと思うので、それを使っていけば良いです。
もし、高校の問題集が自分には合わない、なくしてしまったと言う人は、「Next Stage」を使いましょう。
「Next Stage」は、ボクも使っていましたが、きれいにまとまっていて復習もしやすかったです。
Next Stage 英文法・語法問題 3rd edition |
復習は欠かさずやっていこう
本ブログの、どの記事でも言っている事ですが、復習は何回もしておきましょう。
通学中の電車の中などのスキマ時間を利用しても構いません。
復習をする人としない人では、3か月後にはセンター模試で100点ぐらいの差がついています。
それくらい、受験勉強において復習の重要性が高いのです。