By: Jim G
古文単語や文法の暗記を一通り終えた後に、実戦力を養いたい時にオススメなのが、「古文上達基礎編」を使っての学習です。
今回は、どのように古文上達を使えば成績が伸びるのかを、紹介していきます。
1.いきなり問題を解き始める
古文上達基礎編は、「基本的な文法のおさらい→問題演習」というページの構成になっていますが、いきなり問題演習から始めるのが良いです。
そもそも、古文上達基礎編を使うメリットは、以下の2つの挙げられます。
- 古文の問題に慣れて、実戦力を養う
- 文法を覚えているかどうかのチェック
2つ目の「文法を覚えているかのチェック」の効果を活かすためにも、本書の文法を説明を見ずに問題を解いた方が良いのです。
そうすることで、自分が覚えにくい、苦手な文法が見えてきます。
2.何回も同じ問題を解き直す
古文では、同じ問題を何回も解き直す、という勉強法が有効だったりします。
なぜならば、古文では、どの大学の問題だろうが、どの難易度の問題だろうが同じような問題しか出ないからです。
例えば、古文の話って、以下の様になる事が多くないですか。
- ある男が美しい女性に恋をしました。
- しかし、ある事情(身分の差など)によって、その恋は永遠に叶いません。
- 男は悲しく思い、その悲しさを歌にして女性に聞かせます。
- お返しに、女性も歌います。おわり。
他にも、仏教のありがたい話や鎌倉・戦国時代の武将の話だったりと、大体パターン化されています。
つまり、同じ問題を解いて「古文の話は、大体こんな感じ」というのを感覚的に掴むことで、少々難しい問題を出されても、全く歯が立たないと言うことがなくなるのです。
3.訳せなかった単語や文法をノートにまとめる
古文上達45の問題文には、入試に頻出の単語や文法が多く 載っています。
つまり、古文上達45の問題文が全部訳せるようになると、入試に必要な知識はかなり付くようになっているのです。
なので、問題を解いている時に、訳せなかった単語や文法があれば、答え合わせの時にその単語や文法をノートにまとめるようにしましょう。
この作業を繰り返す内に、「入試に頻出だけど覚えていなかった単語や文法を集めた、自分だけのオリジナルノート」が出来上がるのです。
別にノートを作っただけでは成績は上がりませんが、一々、単語帳を開いて復習するよりか、はるかに効率よく勉強ができます。
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