無機化学勉強法|効率よく暗記するための5つの方法

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化学無機勉強法

無機化学の勉強はしているけど、どうしても周期表や化学反応式を覚えられない。

もっと効率の良い暗記のやり方で、素早く無機化学を仕上げていきたい。

このように思っている受験生は、多いように感じます。

そこで今回は、無機化学をセンターでも2次でも満点近く取れる勉強法を紹介していきます。

実際に、ボクが実践して効果のあった勉強法ばかりなので、ぜひ、参考にして下さい。

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無機化学の入試における重要性

大半の大学の2次試験の化学の出題傾向は、理論:有機:無機=6:3:1、センターでは100点中25点という配点になっていることが多いです。

このような入試の傾向から、無機は軽視されがちですが、実は、以下の2つの理由があるので非常に重要な分野の1つとなっています。

1.入試本番で絶対にミスを犯さない

理論や有機では、「計算ミスをしてしまった」「化学式の書き方を間違えてしまった」という凡ミスが付きまとい、普段の実力を出せない可能性があります

しかし、無機では絶対に理論のようなミスはしませんし、日頃の勉強で覚えた知識が入試の点数にそのまま反映されます。

このように、入試で確実に点が取れるのが、無機化学の強みでもあります。

2.対策が1~2ヶ月で終わる

理論は半年~1年、有機は約3カ月も入試対策に時間がかかりますが、無機は効率よく暗記していけば1~2ヶ月で仕上げることが可能です

その後は、1週間に1回程度の復習をしておくだけでセンターで満点、2次でも満点が取れるようになる夢のような分野なのです。

無機の2次対策はどのようにするか

基本的には、センター対策と全く同じ内容をしておけば良いです

もし、あなたがセンター用の参考書を使っているのであれば、それで十分だと言えるでしょう。

実際に、ボクも九大の2次化学の無機は、センターで使った参考書で8割以上は取れました。

ただ、センターでは「化学反応式を書け」という問題は穴埋め式でしたが、2次では自分で全部書かないといけないので、化学反応式に関しては、きっちりと対策をする必要があります

無機化学の5つのおすすめ勉強法

頭の中で実験風景や化学反応をイメージしよう

無機化学を覚える時には、必ず頭の中で実験風景や化学反応をイメージしながら、覚えることを声に出しましょう。

これを3回繰り返すだけで、かなり覚えやすくなります。

人間の脳の性質上、文字として書かれていることを覚えるよりも、目に映った情景やイメージの方が何倍も覚えやすいのです。

この事を応用して、例えば、アルミニウムの融解塩電解が進んで行く様子を、自分なりにイメージしていくことで、すんなりと覚えることが可能になります

ゴロで覚えよう

例えば、元素の周期表や炎色反応などは、イメージで覚えるのではなく、ゴロで覚える方が早く仕上がります。

例えば、歴史の年号を覚えるのは難しいですが、「人はさんざん(1833)天保の飢饉」とか「白紙(894)に戻そう遣唐使」などのゴロだとは、1発で覚えれますよね。

無機化学をゴロで覚えるのにオススメなのが、「センター試験 化学の点数が面白いほどとれる本 」という参考書です。

この本は、とにかく無機分野と有機分野が丁寧にまとめられており、しかもゴロもあるので、一番覚えやすかったです。

これを1冊やっておくだけで、センター無機は満点、旧帝大2次レベルも9割以上は確保できます。

理論分野を先に勉強しておく

無機では、ややこしい化学反応式をたくさん覚えないといけません。

しかし、理論分野で化学反応式の作り方をマスターしておくことで、化学反応式を丸暗記する必要はなくなり、「どの物質とどの物質が反応して、何が生成されたのか」を覚えておくだけで十分になります

よく無機は、ゴロ押しの暗記科目と思われていますが、このように理論分野の考え方を応用することで、覚える量を少しでも減らすことができます。

完成後も1週間に1回復習をしておく

もし、センター模試などで良い点を取って、「無機は完璧だ」と思っても、1週間に1回は復習を続けるようにしましょう。

人間は忘れる生き物ですから、いくら完璧に覚えたと思っていても、1週間たてばどんどん覚えた知識を忘れていきます。

それを食い止めるためにも、1週間に1回の復習は必要なのです

模試では常に70点をキープしよう

無機分野を常に、模試の点数を9割以上キープし続けるのは、時間がかかりますし、コストパフォーマンスも悪くなります。

化学の勉強はなるべく、配点の多い理論、有機分野に時間を当てたいので、1回でもセンター模試で9割以上取ったら、今後の模試では無機分野は7割以上をキープする程度の勉強量に抑えましょう。

そして、入試本番1カ月前になったころに、一気に無機の勉強時間を増やしラストスパートをかけます。

もちろん、本番では9割以上、満点を狙っていきます。

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