大学受験で成功を収めるためには、全教科で万遍なく点数を稼ぐよりも、得意科目を2,3科目作っておいて、それらの科目で大きく点数を稼ぐ方が、結果的には高得点を出しやすくなります。
その中でも、特に高得点が出やすい教科が物理であり、センター物理では十分に満点を狙うことも可能です。
これからボクが受験生の時に、センター模試で満点、本番で9割を叩きだしたセンター物理の勉強法を紹介していくので、ぜひ、参考にして、満点を取ってほしいです。
2次試験の勉強を中心にしていこう
センター物理の最も効率の良い勉強法は、センター向けの勉強をするのではなく、2次対策に全力を注ぐことです。
センター物理で出題される問題は、基礎レベルの内容ばかりなので、2次対策で応用レベルの問題に慣れておけば、センター物理はかなり楽に感じるようになります。
具体的な勉強法を挙げると、「物理のエッセンス」を3~4周復習してマスターすることで、センター模試で8割以上は取れるようになります。
知識問題の対策をしっかりとしよう
センター物理では、必ず「知識問題」と呼ばれる問題が5~10点分出題されます。
2014年度のセンター試験でも、下図のような問題が出題されました。
知識問題は、知らないと絶対に解けないので、センター1ヶ月前ぐらいから対策をしていくのが良いです。
対策に使う参考書は、「センター試験必勝マニュアル物理」というセンターに特化した参考書が、きれいにまとまっていて良いです。
過去問を3~4年分やっておこう
センター対策として、過去問を解いておくことは言うまでもないですが、2015年度から受験する人たちは、2005年以前の過去問を利用して勉強していきましょう。
なぜなら、2006年~2014年度までのセンター物理は、「物理基礎」の内容だけが出題範囲だったので、センター対策として利用するには不十分だからです。
「もう少し、過去問で対策をしていきたい」と言う人は、河合塾や駿台が出版している「マーク模試の過去問」を利用するのも良いでしょう。