センター化学は、理系科目の中でも、最も計算ミスなどの事故率が低く、勉強量に比例して点数も上がっていく教科です。
そのため、センター化学は文理問わず、「お得意さま」教科にして、受験を有利に進めていく必要があります。
そこで今回は、センター模試やセンター本番で安定して、センター化学で9割以上が取れるようになる勉強法を紹介していきます。
ぜひ、参考にして下さい。
センター対策に特化した参考書を使う
まず、センター化学を4か月で9割取るためには、センターの対策に特化した参考書を使いましょう。
なぜならば、2次対策もできる参考書には、2次では問われるけど、センターでは出題されないという分野や問題は多くあるので、2次対策用の参考書を使っていると、勉強効率が悪くなるからです。
具体例を示せば、「センター化学が面白いほど~」がオススメです。
しかし、これだけでは、理論分野の計算問題に太刀打ちできないので、もう1冊センターの問題集を用意しておくと良いです。
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センター模試ごとに目標点数を決めよう
センター化学の点数を上げたければ、ただ漠然と勉強しているだけではダメです。
何か、目標を持って、その目標に向かって勉強をしていく必要があります。
と言うわけで、センター模試を目標にして勉強していきましょう。
例えば、次のセンター模試では、「理論で30点、無機で20点、有機で20点取る」のように各分野ごとの目標点数を決めるのです。
このようにするだけでも、科学の勉強時間の配分の目安になったり、モチベ―ションアップに繋がります。
理論、有機を重点的に勉強していく
センター化学の中では、理論が最も得点が取りにくく、対策にも時間がかかります。
そのため、理論に最も多くの勉強時間を割くべきです。
有機は、計算が半分、暗記が半分と言った感じですが、計算は化学式などを覚えてから初めてできることなので、早めに有機の暗記事項を覚えて、計算問題に取りかかりましょう。
無機は、ほぼ暗記なので、センター模試で9割以上取れるようになった段階で、勉強量を落としていきましょう。
センター模試では、6~7割を安定して取れれば十分です。
復習は予習、授業よりも10倍大事
勉強したことの復習を定期的に行わなければ、どんな素晴らしい先生がいても、どんなに素晴らしい教材を使っていても意味がありません。
東大生でも、復習をしなければ、偏差値50も届かないでしょう。
新しい単元を勉強するのと復習の割合は、5対5か4対6ぐらいが理想です。
「これじゃ、先に進まないじゃん」と思うかもしれませんが、確実に知識を増やしていけるので、結果的には一番の近道になります。
直前は無機、有機に重点を置く
センター1カ月前になったら、今度は理論と有機に重点を置くようにしましょう。
センター1ヶ月前に、計算問題の勉強をしても、本番で新しく出題される問題を正解することは難しいです。
しかし、暗記で点数が取れる箇所は、直前期の時に暗記をした方が記憶が鮮明に残っているので、点が取れる可能性が高くなるのです。