羽生善治「決断力」を読んだ感想を書いていく

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先日、羽生善治著「決断力」を読んだので、備忘録を兼ねて感想を書いていきます。

本書は2005年初版なのですが、10年以上経っても色褪せることはない内容でした。

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羽生善治って誰?

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羽生善治さんとは、将棋のプロ棋士で、史上最強の棋士と呼び声高い人です。

将棋には、ボクシングでいう所の「世界王者」みたいなタイトルが7つあるのですが、一時期はその7つのタイトルを全て獲得していた時期もありました。

将棋界では、現役時にタイトルを1つでも取れば一流の仲間入りと言われているのに、羽生さんは今でもタイトルを1つ以上は保持しています。

この様な輝かしい経歴があるからこそ、将棋ファンでない方にも名前が知られており、人によっては「将棋=羽生」と思ってしまうぐらいインパクトが強い方です。

羽生さんの経験から学んだ事を書いている

そんな超人の様な羽生さんが書かれたのが、本書「決断力」なのですが、本書の内容をざっくり言うと、「成長するためには、こうすれば良いよ」「今からは、こんな考えが大事だね」と言う風な事を書かれています。

例えば、この様な事が書かれていました。

どんなに机上で勉強、分析しても、実戦でやってみた「失敗した」「成功した」経験をしないと、理解の度合いが深まらない。たとえば、1つの場面についての知識や情報をたくさん持っていたとしても、アプローチの仕方とか、理解の仕方とかは深まらない。理解が深まらないと、そこから新しい発想やアイディアも思いつかない。いろいろ試したり、実践してみたことこそが、次のステップにつながっていくのです。

言われてみれば、なるほどと頷けることですね。

それに、ただ上記の事をいきなり言っているのではなく、羽生さんの将棋の経験を先に述べて、そこから学んだ事として言っているので、説明に説得力があります。

羽生さんは将棋のプロなので、本書も将棋の事に多く触れていますが、将棋に詳しくない人でも抵抗なく読めるように、専門用語を使わなかったり直感的に理解できるように工夫して文章が書かれていました。

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