センター英語が、時間が足りなくて実力を発揮できなかった。
確かに、センター英語は時間との勝負になりやすく、短時間で問題を解くことが求められるので、センター試験でも鬼門の科目になります。
これまでも、「時間」という悪魔が、多くの受験生を苦しめてきました。
しかし、ボクは、これから紹介する「センター英語の正しい時間配分」を実践した所、センター模試の英語で15点UPすることができました。
「たった15点かよww」と思うかもしれませんが、ただ時間配分を変えただけの成果です。
これは、誰にでもできるので、ぜひ、参考にして下さい。
受験生に多い間違った時間配分
まずは、正しいセンター英語の時間配分の前に、おそらく、あなたが行っている間違った時間配分を確認していきましょう。
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この時間配分は、理想的すぎる時間配分ですが、実際に模試を解いてみると、予想以上に悩ましい問題が出たりして、すぐに時間配分が狂ってしまいます。
その結果、第6問を10分で解かないといけない、のような事態が起こり、大量失点を食らう羽目になるのです。
正しい時間配分
上の時間配分は、理想的ですが、試験中に起こりうる「予想以上に1つの問題に時間を取ってしまう」という事態を想定していない、実践では使えない時間配分と言えます。
そもそも、センター英語は長文問題の配点が大きく、発音、文法問題の配点が低いので、時間配分も長文問題の方をより多く取るべきなのです。
そこで、ボクが考えた時間配分がこちらです。
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この時間配分だと、長文問題に多くの時間が取れるようになるし、少し時間に余裕が持てます。
それでは、以下はこの時間配分を目指すために、センター模試やセンター本番で気を付けるべきことを3つ紹介していきます。
第1問、第2問は考えずにすぐに解く
上の正しい時間配分のように、第1問、第2問は合計10分で解き終わる事を目標にしていきましょう。
そもそも、第1問や第2問は長文問題のように、本文中から考えられる答えを見つけて、4択の中から答えを選ぶ問題ではありません。
ただ、その発音や文法を知っているか知らないかの2択問題なのです。
例えば、あなたは「be out of the question」という熟語の意味を知っているでしょうか?この熟語は、知っていたらすぐに答えにマークできますが、知らなかったら10時間考えても答えにたどり着きません。
だから、発音や文法問題はすぐに答えが思い浮かばない問題を考えても、無駄なのです。
なので、2秒考えても分からなかったら、適当に2番をマークして、次の問題を解いていくのが賢明です。
はじめは不安かもしれませんが、結果的には、配点の大きい長文問題に多くの時間が取れるので、合計点は上がります。
第6問の最後の問題の解き方
例年、センター英語の第6問の最後の問題は、本文の要約問題と決まっていますが、この問題を解くためのテクニックがあります。
多くの受験生は、最後まで問題を解いた後に、要約問題を解いていますが、本文の最初の部分の内容が忘れてしま打事が多く、っまた読み返さないといけないので、時間がもったいないです。
なので、そうならないためにも、本文を半分くらい読んだ時に、要約問題に取りかかるようにするのです。
これによって、本番の前半部分を鮮明に覚えている状態で、要約問題の半分を解くことができ、選択肢を2つに絞ることができます。
長文の本文中の分からない単語は飛ばす
長文を読んでいると、必ず意味が分からない単語や熟語が出てきますが、それらは思い切って読み飛ばします。
1個や2個の単語が読めなくても、答えにたどり着くのは、よくあることです。
センター英語の最大の目標は、長文を完璧に読んで訳すことではなく、答えをマークすることにあります。
基礎的なことですが、大事なので、模試やセンター本番の時は、このことを心がけるようにして下さい。