あなたは、英単語帳の中でも評判が高い「ターゲット1900」を買ったものの、どのように使っていけば良いのか分からないのではないでしょうか?
そこで今回は、「ターゲット1900」の4つの超具体的な覚え方を紹介していきます。
この方法は、ターゲットではない他の英単語帳でも使える方法なので、ぜひ、参考にして下さい。
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ターゲット1900で到達可能な学力
ターゲット1900で英単語を覚えていくと、旧帝大レベル(偏差値60)の入試に出る英単語をマスターできます。
センターですと、英単語と文法を覚えて、過去問を解いていくだけで8割は確保できます。
ボクは問題を解いた経験がないですが、「ターゲット1900」の単語は、東大や京大、早慶の入試レベルまでカバーしているらしいです。
ですが、これまでの話は、実際に英単語をマスターできたら、という仮定の話です。
では、実際にどのようにして英単語を覚えていけば良いのかを、順番に見ていきましょう。
全ての英単語を覚える必要はない
「ターゲット1900」は、3つのPartに分かれており、それぞれ
- Part1「常に試験に出る英単語800」
- Part2「常に試験に出る英単語700」
- Part3「ここで差がつく難単語400」
となっています。
しかし、もし、あなたが旧帝大やMARCHなどの偏差値65以下の大学を受験するのであれば、Part1とPart2の英単語だけを覚えれば十分です。
なぜならば、Part3の英単語は、旧帝大クラスの入試でもほとんど出ないし、もし問題に出て、単語の意味が分からなくても、設問の解くのにあまり影響がないからです。
なので、Part3には全く触れる必要はなく、実質上は「ターゲット1900」ではなく、「ターゲット1500」ということになります。
超効率的な英単語の覚え方
「英単語を何回も紙に書いても覚えられない」という人がいますが、その人は決してバカだから覚えられないわけではありません。
脳の性能を理解して100%使えていないから、覚えられないだけです。
そのような人は、以下の3つの手順で英単語を覚えていきましょう。
Step1.単語帳を目で見るだけで覚えて紙に書く
まずは、英単語を目で見るだけで1つ覚えるようにしましょう。
その後は、覚えた単語を紙に書きます。
書き終えたら答え合わせをして、もし間違っていたら覚え直します。
もし、正解だったら次の単語を、同じような方法で覚えます。
Step2.単語を積み重ねるように覚えていく
2個目の単語を覚える時も、はじめは目で見るだけで覚えます。
そして、覚えた単語を紙に書く時は、1個目の単語と2個目の単語を書いていきます。
ボクたちの脳は、3日前の夕食のメニューを忘れるほどの記憶力しか持っていません。
なので、何度も繰り返して覚えていく必要があるのです。
それに、何度も同じことを繰り返す覚えようとすると、脳が勝手に「これは大事な知識だな」と勘違いしてくれて、長期間覚えてくれるようになります。
1個目と2個目の単語を書いて、正解であれば、次は3個目の単語を見て覚えて、1~3個目の単語を書いていきます。
Step3.スキマ時間に復習をしていこう
覚えた英単語は、すぐに忘れてしまいます。
なので、忘れないようにするためにも、通学中の電車や、休み時間と授業の間の時間などのスキマ時間を使って、覚えた英単語を復習していきましょう。
おそらく、「あれ?この単語、覚えたはずなのに思い出せない」ということが起きると思いますが、その時は10秒間だけ思い出そうとして下さい。
思い出せなくて、答えを見た時に「ああっ、この意味か!」と心が動いた時に、その英単語はかなり覚えやすくなっています。
ボクたちの脳は、感動したり衝撃的な出来事は、いつまでも覚えてくれています。
覚えにくい単語は例文で覚えよう
「ターゲット1900」をはじめとした英単語帳には、必ず英単語の横に、例文が書かれています。
どうしても覚えられない単語に関しては、この例文を覚えてましょう。
やはり、単語だけ覚えるよりも、ある程度意味の通った例文を覚える方が、結果的には覚えやすいです。
ただし、全ての単語を例文で覚えるのは、時間がかかりすぎるので止めましょう。
「ターゲット1900」はシンプルな例文が多いですが、たまに長い例文があります。
その時は、例文の一部分だけ覚える、例文の単語を分かりやすいものに変える等と、工夫をしていって下さい。
英単語帳ノートを作ろう
ある程度、英語の点数が取れるようになると、英単語帳で勉強するのが面倒になるし、コスパ的には割に合いません。
そこで、センターで85%、2次で偏差値60以上であれば、英単語帳ノートを作るようにしましょう。
長文を読んでいる時に、意味が分からない単語が出てきたら、その単語にしるしを付けておきます。
解き終わった後に、しるしを付けた単語の意味を、辞書ではなく、英単語帳を使って調べるようにします。
英単語帳にその単語が載っていたら、単語帳ノートに、単語と意味を書いていきます。
もし、載っていなければ、その単語は、重要ではない、もしくは、問題作成者がわざと難しい単語を出したと考えられるので、覚える必要はありません。
このようにして、英単語帳ノートを作っていくと、自分が覚えにくい、苦手な単語だけを集めたオリジナルノートが完成するのです。
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