東野圭吾のおすすめ小説10冊をランキング形式で紹介していく

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東野圭吾 ランキング

小説を読み始めたいけど、面白い本はどれか分からない」「東野作品多すぎて、何を読めば良いか分からねーや

こんな人たちのために、今回はボクが今まで読んだ東野圭吾の小説の中で、最も面白かったおすすめの10冊をランキング形式で紹介していきます。

読書ファンにとっては東野作品は、小学生で言う所の「瞬足を履いている」ぐらいベタすぎる小説ですが、それでも東野小説の面白さ、読みやすさ、中毒性は変わりありません。

これを機に、東野作品を好きになってくれれば、ボクとしても嬉しい限りです。

では、早速、ランキング紹介に移りましょう!

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10位「ある閉ざされた雪の山荘で」

舞台のオーディションに合格した男女7人が、「舞台稽古をする」と言う理由でとある山荘に招待されるのですが、そこで1人また1人と殺されていく話。

アガサ・クリスティーの「そして誰もいなくなった」と似たような設定ですが、決定的に違うのは、男女7人が「これは舞台稽古の一環なのか、本当に殺人が起きているか」と戸惑いながらも、稽古で割り当てられた自分の役割を演じようとしている所。

これによって、登場人物達の様々な葛藤・迷いが生まれて、読んでいるこっちまで緊張してきます。

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9位「おれは非情勤」

本屋で本を探したところ、タイトルを見て衝動買いした作品。

ミステリ作家を目指している小学校の非常勤講師の「おれ」が、学校内で起こるミステリ事件をクールな態度で時には優しく振る舞い解決していく短編小説。

元々は「読書好きな小中学生がどんどん増えてほしい」と言う東野さんの思いから書かれた小説なので、大人にとってはちょっとしたスキマ時間に読むのに適した小説だと言えます。

東野作品は分厚くて読むのに時間がかかる作品が多いので、ちょっと電車やバスの移動中に軽く読書、と言う時に重宝しています。

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8位「悪意」

東野圭吾の人気シリーズであり、主人公がもはや阿部寛のイメージしかない、加賀恭一郎シリーズ4作目。

一般的に推理小説は主人公の主観で物語を読むことが多いですが、本書『悪意』は「野々村修による手記」「加賀恭一郎の独白」「彼らを知るものたちの話」と言ったように、様々な登場人物の視点から事件を見ることができるので、新鮮な感じがしました。

人はなぜ殺人を犯すのか、を題材にした東野作品でも評価の高い小説。

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7位「殺人の門」

最初から最後まで読書を暗い気持ちにさせてくれる、精神的にダメージがくる小説。

推理・ミステリ小説は、どんなに暗い小説でも最後は「ああっ、そう言う事か!」と言う読後感があるものですが、この小説ではネガティブな気持ちを抱えたまま読み終わる事になります。

話の内容は、人生が上手くいきかける時にいつも邪魔をする奴がいて、主人公が「こいつを殺したい」と常に殺意を抱いていると言ったストーリーです。

太宰治の「人間失格」みたいに、好き嫌いがハッキリと分かれそうな物語だと言えます。

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第6位「名探偵の呪縛」

図書館を訪れた作家の「」が、いつの間に異世界に入り込み、自身の小説の主人公である探偵・天下一になっていた、と言う話。

東野さんの小説にしてはベタな探偵小説でネットでの評判も芳しくはないですが、この小説で東野さんの推理小説に対する思いか葛藤が垣間見れた気がして、お気に入りの一冊になっています。

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第5位「白銀ジャック」

単行本を飛ばして、いきなり文庫本として出版されたことで話題を読んだ「白銀ジャック」。

スキー場を舞台にしているので、冬の季節になった頃に読みたくなる1冊です。

小説を読む限りでは、主人公は冴えない中年男性という印象を受けましたが、ドラマ化された時に渡辺謙を主役にした時は、かなりの違和感があったことは記憶に新しい。

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第4位「変身」

平凡で気弱な青年・成瀬純一が、ある日突然、脳を破損する不慮の事故に遭ってしまい、世界初の脳移植手術を受ける、と言う話。

成瀬君の心は次第にドナー(脳の提供者)によって支配されていくのですが、その時の恐怖や苦悶を人物の表情やセリフを生々しく描写しているのが衝撃でした。

タイトルがカフカの「変身」と同じですが、あの作品とは何の繋がりもありませんでした。

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第3位「容疑者Xの献身」

読み終えた時に、鳥肌と涙が止まりませんでした。

女ひとりで娘を育てている富樫靖子は、たびたび家に訪ねてくる元旦那を誤って殺してしまいます。

しかし、靖子に片思いをしていた隣人の数学教師・石神は、母子を助けるために完全犯罪を企てて、そのトリックを天才科学者の湯川学(ガリレオ)が解いていく、と言う話です。

普通、推理・サスペンス小説は、「犯人はなぜ殺人をしたのか?」とか「どうやって犯罪を犯したのか?」と言う部分を楽しみに読むものです。

しかし、容疑者Xでは、最初から犯人の動機や犯罪の手口が分かっているのにも関わらず、読者を小説の世界に引き込む何か特別な魅力が備わっていました。

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第2位「手紙」

加害者家族をテーマにした小説。

兄が強盗殺人を起こしてしまい、弟である主人公が殺人者の弟」と言うレッテルを張られて、学校・仕事・恋愛で苦痛を味わうと言う話です。

ニュース等で殺人事件を見ていると、凶悪な殺人犯像や悲しみに暮れる被害者や被害者遺族だけが注目を集めています。

しかし、同時に加害者家族も社会的・精神的な苦痛を味わっているわけで、家族崩壊や自殺、社会的に殺されることが現実で起きています。

加害者家族」と言う、凶悪事件のもう1人の犠牲者について考えさせられる小説でした。

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第1位「仮面山荘殺人事件」

結末が「そんなのありかよっ」と言う終わり方をした、小説の中でも衝撃度No,1の作品。

この小説のおかげで、東野ワールドにどっぷり浸かることになりました。

主人公の高之は、婚約予定だった恋人の朋子が不慮の事故で亡くなってしまい、悲しみに暮れていました。

そんな時、朋子の家族・親戚8人で、とある山荘に集まることになったのですが、逃走中の銀行強盗たちが山荘に侵入し、8人は人質となってしまいます。

しばらくすると8人の内1人が殺されてしまうのですが、状況から考えて銀行強盗たちではありえません。

8人は緊張とパニックが支配されていく、と言う話。

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