宅浪で成功する人には共通の特徴がありますが、失敗する人にも共通の特徴があるように思われます。
そこで今回は、宅浪で失敗する人の勉強に対する間違った考え方を5つ紹介していきます。
明日やればいいやと思ってしまう
宅浪は、現役生や予備校生と違い、自分の時間が膨大にあるので、ついつい今やるべきことを先延ばししてしまいがちです。
この傾向は宅浪で失敗する人に顕著に表れる傾向で、まず受験に成功することはないと考えて良いでしょう。
成功する人たちは、「やろう!」と決めたら、すぐに勉強に取りかかり、すぐに仕上げて残った時間は休憩時間というように、メリハリのある勉強をします。
正しい勉強法が分かっていない
大学受験で点数を上げるためには、ただ闇雲に勉強をしていけば良いと言うわけではありません。
正しい勉強法を基にして、それをきちんと実践してはじめて学力が付くのです。
このことを理解しておらず、ただ漠然と机に向かっている宅浪生が多いような気がします。
まずは、ネットでいくつか受験サイトを見て回って、「これなら自分に合いそうだ」と思える勉強法に出会いましょう。
スケジュールを立てていない
宅浪の1年は、毎日が家や図書館で勉強の日々を過ごしていきます。
なので、ルーティンワークになりがちな勉強をやりがいのあるもの、充実したものに変えていく必要があります。
そのためにも、まずは1年の勉強スケジュールを立てるのが必須なのですが、失敗する宅浪生はスケジュールを立てようとしません。
毎日を何となく過ごしていきます。
趣味のものを捨ててしまう
「勉強の雑念を断ち切るために、自分の好きなスマホやパソコンを捨てる!」
このようにする受験生は多いですが、この方法はセンターまで残りわずかの現役生などが有効な方法です。
宅浪だと、はじめの1,2カ月は良いですが、1年間モチベーションを保つのは難しくなります。
家族以外と誰も話さない
ボクも宅浪を経験しましたが、この時に初めて「人間は社会的な生き物で、1人で生きていくことは不可能だ」というのを悟りました。
宅浪を始めた頃は、なるべく友達と関わらないようにしていましたが、勉強の集中力を保つのが難しく、後で思うと「これが宅浪で失敗する典型的な例なんだろうな」と思いました。
もし、あなたが宅浪で失敗したくなければ、友達や同じく大学受験に失敗して浪人している仲間を大事にしましょう。
彼らとの触れあいが、勉強の活気をつけて、あなたの成功を後押ししてくれます。