あなたは、「ライバルに差をつけるため、難関大に合格するために、何としてでもセンター数学で9割以上が欲しい」と思っているのではないでしょうか?
受験科目の中で最もライバルと差を広げやすいのが数学であって、万が一失敗してしまうと、それだけで志望校への道は閉ざされてしまうリスクがありますからね。
しかし、安心して下さい。
これから紹介するボクが1浪でセンター数学1Aで84点、2Bで100点取った勉強法を実践すれば、誰でも9割を取ることが可能です。
ぜひ、参考にして下さい。
センター数学に論理的思考力は重要ではない
「数学に必要なのは、論理的思考力だ」とよく言われますが、センター数学では、そんなものは全く必要ありません。
なぜならば、センター数学は60分間と言う少ない時間で多くの問題を解いていく必要があるからです。
では、少ない時間の中で多くの問題を、早く正確に解くにはどうすれば良いか?それは、「基本問題を完璧にマスターすること」なのです。
センター数学における基本問題とは?
基本問題とは、高3の夏に学校から配られる「センター数学対策用の問題集」や予備校の「センター数学対策用のテキスト」に掲載されている問題のことです。
この問題集と過去問を比べてみると分かりますが、センター数学はこの問題集の類題に過ぎません。
つまり、「センター対策問題集」を1冊マスターしておけば、センター本番でも「この問題解いたことあるな」という状況が作れるので、サクサクと正確に問題が解けて、9割以上が安定して取れるようになるのです。
ちなみに、ボクは「チャート式 センター対策」と言う参考書を使ってセンター数学の対策をすることで、センター数学で9割取れました。
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センターの基本問題をマスターする方法
センター数学の問題をマスターした、という基準は、
- 問題を見ないでも、頭の中で問題と解き方が思い浮かぶ
- センター模試を解いていて、「この問題解いたことあるな」と感じる
この2つができるようになれば、センターの問題はマスターしたと言っても良いでしょう。
ボクも最初は、「こんなん出来るわけねーじゃんww」と思っていましたが、以下の3つの対策法を心がけて勉強することで、上記の2つができるようになりました。
では、説明していきます。
1.勉強する分野を絞る
使用する教材は、学校や予備校で配布される「センター数学対策用の問題集」とします。
これをマスターすれば、満点も十分に狙えます。
しかし、9割、満点を取るためには、問題集の問題を全てやる必要はありません。
具体的に挙げると、「式と証明」や「剰余の定理」「高次方程式」、2次に数学3がある人は「微分・積分」はやる必要はありません。
なぜならば、これらの単元はセンターでは全く出題されませんし、「微分・積分」に限っては、数学3でやっておけば、勝手に数学2Bの「微分・積分」対策にもなるので、センター対策として勉強する必要はないからです。
(ただし、万が一のために、超基本的な所だけはチェックしておきましょう)
逆に、1Aの「確率」や「図形」、2Bの「ベクトル」や「数列」「三角関数」「指数対数」は必ずと言っても良いほど出題されるので、苦手な分野から勉強していき、効率よくセンター模試の点数を上げていきましょう。
2.1日何問ずつ解くか決める
「よっしゃ、今から1日20題ずつ解いて、数学の点数上げるぜッッ」と意気込んで勉強していくと、大抵1週間後にはやる気がなくなります。
勉強はマラソンと同じで、1日に勉強する量を決めて、それをコツコツと継続的に行う必要があります。
2-1.具体的な計画の立て方
具体的な例を挙げると、3か月後のセンター模試で、数学の点数を30点上げたいとしましょう。
前回の模試の結果では、ベクトル10点、数列15点、三角関数・指数が14点だったので、それぞれ10点ずつ上げれば目標達成となります。
そのためにも、この3分野を問題集で完璧にする必要があります。
問題集の問題数を数えてみると、3分野の合計は、50問。
大体3周くらい復習すると、解き方が身につき、理解が深まっていくので、実質150題解く必要があります。
つまり、今度の模試までの3カ月(90日)の間で150題解くためには、1日5題ずつ解いていけば良いということになりました。
このように目標を立てることで、モチベーションの維持もできますし、さらに「5問解いたら、その時点で勉強終了」のようなルールを作れば、集中力も増して、勉強効率もアップします。
3.間違った問題は次の日もまた次の日も復習する
ボクたちの脳は、3日前の夕食のメニューを忘れるほどの記憶力しかありません。
なので、復習は欠かさず行うようにしましょう。
実際に、ボクの周りで数学の点数が上がった人は、絶対に復習をいていましたし、逆に全く点数が上がらない人は、復習をしていませんでした。
あなたは、分からない問題に何度もチャレンジする少々の苦痛と、点数が上がらない絶望のどちらを味わいたいですか?
中学レベルの勉強もきちんとやろう
数学1Aの第3問の図形の問題では、中学で習った「円の定理」を覚えておかないと解けない問題が出題されます。
例えば、「弦が円の中心を通る円周角は90°」などです。
ネットで調べたり、中学の教科書を探したりして、中学の内容を再確認して使えるようになりましょう。
これができるかできないかで、8~12点の差はつきます。
センター数学を早く解くためには
センター数学で時間が足りなくなる理由は、1つの問題で何分も考えているからです。
決して、計算スピードが遅いわけではありません。
あなたが、試験中に「時間が足りねぇぇッッ」と感じるようになるのは、いつも、解き方が分からない問題にぶつかった時ではないでしょうか?それまでは、時間配分も順調だったはずです。
つまり、センター数学で時間内に解けるようになるためには、「基本問題をマスターして、解けない問題をなくすこと」だと言えます。
なので、センター勉強法に不安がある人は、もう1度この記事を読んで、正しい勉強法を自分のものにしましょう。
これさえできれば、いちいち筆算して解いても10分以上は余りますよ。
しかも、9割以上。
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