By: Frédéric BISSON
将棋のソフトは色々発売されていますが、結論から言うと、現在で一番使えるソフトは、「激指 定跡道場3」です。
なぜなら、「定跡道場3」は、
- 全ての定跡の勉強をできる
- 自分の棋譜を簡単に検討できる
この2つがあるからこそ、他のソフトよりも「定跡道場3」が良いのです。
以下は、詳しく説明していきます。
全ての定跡を勉強できる
定跡道場シリーズの良い所は、従来の形から最新の定跡まで全ての定跡手順が、掲載されていることです。
四間飛車、三間飛車、角換わり、矢倉の定跡が全て入っています。
しかも、結構細かい定跡まで解説されていて、例えば、藤井システムであれば、△43銀型とか△32銀型などの微妙な陣形の違いでも、きちんと定跡として解説されています。
最新定跡であれば、最新の本や雑誌を見れば情報は気軽に手に入れる事ができますが、原始棒銀とか玉頭位取りのようなマニアックな戦法の情報って、なかなか手に入れにくいですよね。
しかし、そんなマニアックな戦法の定跡や対策まで網羅しているのが、この「定跡道場3」なのです。
ネット将棋は、最新定跡よりもマニアックな戦法の方も結構いるので、ネットで級位や段位を上げたいのであれば、マニアック戦法の対策を知るのが、近道だったりします。
定跡の疑問点をすぐに解決できる
定跡書を読んでいる時に、本には「後手の攻めを守り切って、先手十分」と書かれているのに、自分で考える限りでは、後手の攻めが続きそうな気がする、と言うような経験があると思います。
しかも、そんな局面に限って詳しく解説されていなく、かなり困ってしまいますが、「定跡道場3」には「検討モード」があるので、この問題も一発で解決します。
やり方は超簡単で、画面の上にある「解析」をクリックして、「検討モード」をクリックするだけです。
この操作だけで、下の画像のように最善手の候補や形勢判断を瞬時に下してくれます。
棋譜の検討を簡単にできる
「将棋の最高の上達法は感想戦」と言われるように、感想戦は上達において非常に重要ですが、1人で感想戦をやると、自分が考えた手が本当に正しいのかどうかが分かりにくいです。
そんな時に、将棋ソフトにその局面の最善手を考えてもらうことで、自分が考えた手が正しいかどうかの答え合わせができます。
実は経済的に優しい
「定跡道場3」には定跡に関する膨大な情報量がありますが、意外なメリットとして、紙の本を買うよりも経済的に優しいです。
例えば、四間飛車の定跡を「四間飛車の急所」シリーズでマスターしようと思えば、1冊1500円×4冊=6000円かかります。
それに、相振りの定跡書なども買うと、8000円は下らないでしょう。
しかし、「定跡道場3」であれば、9000円で四間飛車の定跡だけでなく、居飛車・振り飛車・相振りの研究が全てできます。
そう考えると、経済的にかなり得なのです。
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