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四間飛車の対急戦定跡のポイントを3つまとめてみた

   

四間飛車 定跡
By: Diganta Talukdar

将棋で最も人気の高い戦法の1つに挙げられるのが「四間飛車」ですが、その人気の高さのゆえに、覚えるべき定跡が多すぎて上手く扱うのが難しい、という問題があります。

しかし、相手が棒銀や斜め棒銀などの急戦で来た場合、四間飛車側が取るべき対策というのは、基本的にはどれも同じような対策法でOKです。

今回は、そんな四間飛車対急戦のポイントとなる定跡部分を、さらっと紹介していきます。これで、対急戦で困る事はないはずです。

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1.▲56歩は必ず突いて、▲46歩と指すのを避ける

対急戦の四間飛車の定跡で重要なポイントは、▲56歩は必ず突いておくけど、▲46歩はなるべく指さないようにする、と言う事です。

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四間飛車側としては、相手が攻めてきた時に、なるべく77の角を▲68角→▲46角と言う風に使いたい。

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上の2図を見れば分かりますが、先手の角が46にいることで、

  • ▲73歩で後手の飛車先を簡単に止めれる。
  • ▲91角成から駒得を狙う。
  • ▲91角成から、ゆくゆくは▲81馬と後手の飛車をいじめる。

と言う3つのメリットがあるのです。もちろん、相手も▲46角と実現させないために色々と工夫をしてくるので、実戦で▲46角と指すのは難しいですが、知っておくと序盤の考え方が違ってきます。

2.余裕があれば▲98香としておく

四間飛車では、左香を1段だけ上げておくと、後々役に立つ事が良くあります。

例えば、下の3図のように、後手が△99角成としてきても、いきなり香車が取られないと言うのが意外に大きいなポイントです。後手は先手の香車を取るためには、△98馬ともう1手指す必要がありますし、△98馬と指すことで、△33馬や△22馬と気軽に自陣に戻れないのが痛いです。

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他にも▲98香とするメリットは、手数を稼げることにあります。先ほど説明したように、▲56歩は突いておくと良いけど、▲46歩はなるべく避けたい手でした。

つまり、▲98香とすることで、▲46歩を指さないための時間稼ぎになっているわけです。

3.居飛車が△75歩としたら▲78飛

居飛車が棒銀や斜め棒銀の場合は、△75歩には▲78飛と指しましょう。初心者の方だと、反射的に▲75同歩と指してしまいがちですが、以下、△同銀と指されると一巻の終わりです。

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下図を見れば分かるように、次に後手に△86歩から飛車先を突破されるのが、目に見えています。かと言って、角や飛車を捌こうと思っても、後手の銀の力が強いので、簡単に抑え込まれてしまいます。

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なので、△75歩と指された時には、必ず▲78飛とするのが鉄則です。将棋には、「戦いの起こる場所に飛車を振れ」という格言(名言)があるくらい、重要なことなのです。

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では、▲78飛と振る事で、今後の戦いはどうなるかと言うと、上図以下は、△76歩▲同銀△72飛▲65歩(下図)と言った技が決まります。

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もし、△76飛としても▲22角成△同玉▲76飛と飛車を取れるし、△53銀引は、▲22角成△同玉▲46角と言った手があります。

四間飛車の基本は以上ですが、もっと四間飛車の知識を深めたい場合は、「

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